プーケット東岸の小島｜ランヤイ島（Koh Rang Yai）観光ガイド

Rang Yai Island（タイ語名：เกาะรังใหญ่／コー・ラン・ヤイ島）は、プーケット東岸から約5km沖に位置する小さな島です。プーケット中心部からアクセスが良く、静かな自然と穏やかな海を楽しめる人気の離島です。

基本概要・位置

アクセスは長尾船（ロングテールボート）またはスピードボートで、主に ラーム・ヒン桟橋（Laem Hin Jetty） や サパム・ベイ（Sapam Bay） から出発します。所要時間は約15〜20分程度で、短時間で訪れることができます。

島の面積は約275ライ（約44ヘクタール）で、白砂のビーチが約1.2kmにわたって広がっています。中央にはココナッツの林や緑地があり、自然の景観が保たれています。

ランヤイ島の大きな特徴のひとつが真珠養殖場です。養殖の工程を見学でき、島内のショップでは真珠を使ったアクセサリーやお土産も販売されています。

島の西側に広がる白砂のビーチは波が穏やかで、海水浴や日光浴に最適。水温も暖かく、快適に過ごせます。

ビーチ近くの岩場ではカラフルな魚たちを観察できます。初心者でも楽しめる穏やかなポイントが多いのが特徴です。

ランヤイ島は主に日帰り観光が中心で、本格的なリゾート施設は多くありません。簡易的なバンガローがあるという情報もありますが、主要な宿泊地ではありません。ATMや店舗も少ないため、現金を持参するのが安心です。

ランヤイ島は Richy Island Phuket Co., Ltd. による私有地で、エコツーリズムと自然保護を目的とした運営が行われています。観光時にはゴミの持ち帰りや騒音への配慮を心がけましょう。なお、一部では高級リゾート開発の計画も進行中です。

プーケットの乾季（11月〜4月）は海が穏やかで透明度が高く、もっともおすすめの季節です。雨季は波が高くなることもあるため注意が必要です。

日帰り観光の場合は、午前中または午後遅めに訪れると混雑を避けられ、静かな時間を楽しむことができます。

ランヤイ島は、プーケットから気軽にアクセスできる「手つかずの自然」が魅力の離島。真珠養殖場の見学や静かなビーチでのひとときを楽しみたい方にぴったりです。日帰りツアーや貸切チャーターで訪れて、ゆったりとした島時間を満喫してみてください。