プーケットの不思議な寺院「ワット・プラトン」|半分埋まった黄金仏像の伝説と歴史
🕉 ワット・プラトンとは?

プーケット北部・タラン地区に位置する「ワット・プラトン(Wat Phra Thong)」は、通称「ワット・プラプット(วัดพระผุด)」とも呼ばれ、地中から浮かび上がったような黄金仏像で有名な寺院です。
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開門時間は毎日 8:00〜17:30、入場は無料(寄付歓迎)です。
📜 伝説と歴史
幻想的な発見の物語
昔、水牛をつないだ少年が原因不明の病で亡くなり、その原因を調べるうちに、地面から突き出た「棒」が実は仏像の頭部だったことが判明します。村人が掘り出そうとしたところ、蜂やアリに襲われる事件が続発し、仏像はそのままの状態で祀られることになったという言い伝えがあります。
歴史的な出来事との関連
1785年のビルマ軍による侵攻時、仏像を持ち去ろうとした兵士たちは蜂に襲われ撤退。その後1909年には、後のラーマ6世が寺院を訪れ、正式に「วัดพระทอง(ワット・プラトン)」と命名しました。
⚜️ 境内の見どころ

- 半埋没の黄金仏像:仏像の上部だけが地表に現れており、神秘的な姿に多くの参拝者が訪れます。
- 寺院博物館:錫鉱山時代の道具、中国系移民の衣装、武器などが展示。撮影禁止。
- 境内の雰囲気:小ぢんまりとした静かな境内で、地元の人々の信仰の拠点となっています。
🧭 アクセスと訪問のポイント
- 行き方:プーケット国際空港から車で約30分。国道402号線を南下し、タラング交差点付近の小道を右折(看板に注意)。
- 服装の注意:肌の露出を避けた服装での参拝を推奨。特に肩や膝を覆うこと。
- ベストタイミング:朝または夕方がおすすめ。日中は暑く、観光客も多いため。
📝 まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | ワット・プラトン(別名:ワット・プラプット) |
主要見どころ | 半埋没の黄金仏像、寺院博物館 |
伝説 | 仏像を掘り出そうとした者に災いが起きたとされる |
歴史 | ビルマ軍の撤退、ラーマ6世の命名 |
アクセス | プーケット空港から車で約30分、タラング交差点付近 |
📌 プーケットで歴史と伝説を感じる特別な場所「ワット・プラトン」。静寂と神秘に包まれたひとときをぜひ体験してください。





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