海洋保護規制まとめ|知らないと罰金も!

2025年4月22日より、タイ政府は全国的に新たな海洋保護規制を施行しました。これにより、スキューバダイビングやシュノーケリングを楽しむ際には、環境保全に配慮したルールの遵守が義務化されました。
これらの規制は、特にプーケット、ピピ島、シミラン諸島などの人気観光地でも厳格に適用されています。
🔎 なぜ新しい規制が導入されたのか?
近年、観光客の急増によってタイの美しい海洋環境に深刻な影響が出ており、天然資源・環境省は持続可能な観光の推進を目的に海洋保護ルールを強化しました。
📋 主なダイビング・シュノーケリング規制内容
- ✅ 有資格スーパーバイザーの同行が必須:すべてのダイビングツアーで監督者(ガイド、インストラクター)が必要です。
- ✅ ライフジャケットの着用義務:サンゴ礁周辺でのシュノーケリングでは全員着用(※フリーダイバー資格者を除く)。
- ✅ 水中撮影の制限:撮影は「アドバンスダイバー」または「ログ40本以上」の経験者のみに許可。
- ✅ 監督者1名あたりの同行可能人数:
- ・通常ダイビング:最大4名
- ・体験ダイビング:最大2名
- ・講習ダイビング:最大4名
- ・シュノーケリング:最大20名
🛑 法律で禁止されている行為【サンゴ礁保護】
以下の行為は法律で明確に禁止されており、違反すると活動の中止・当局への通報の対象になります。
- 🚫 サンゴや魚への接触、採取、持ち帰り
- 🚫 フィンで砂を巻き上げる行為
- 🚫 餌付け、ゴミの海洋投棄
- 🚫 シーウォーカーなど海底を歩くアクティビティ
⚠️ 違反時の罰則について
ガイドやツアー会社が監督責任を果たしていないと判断された場合、以下の厳しい罰則が科されることがあります。
- ・ツアー営業停止命令
- ・事業ライセンスの取り消し
- ・旅行者への高額罰金
🌊 旅行者ができる安全・安心対策
- ✔ ツアー参加前にライフジャケットの準備を確認
- ✔ ダイビングログブックやCカード(資格証)を持参
- ✔ ブリーフィング(説明)の内容をしっかり聞く
- ✔ 水中では落ち着いて行動し、ガイドの指示に従う
👶 ダイビング初心者の方へ
新しい規制により注意点は増えましたが、これは海の安全と自然の美しさを守るためのものです。信頼できるツアー会社を選び、安心して素晴らしい海の世界を体験してください。
📌 まとめ|守ってこそ楽しめるタイの海
タイの海は世界中の旅行者に愛されてきた貴重な資源です。だからこそ、未来へつなぐ責任ある行動が求められています。
ルールを守り、心から楽しめる海の旅を!
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